BEHRINGERのCT100 Cable Testerについて。
重要な情報:
この記事は筆者が2011年6月に購入した個体に関するもので、その後のバージョンアップや仕様変更に追従していない、あるいは個体差や環境の違いを考慮していない記述があります。最悪のケースとしてたとえば、筆者が自分の不注意で壊した機材を(そうと知らずに)「粗悪品」と評している可能性もある、ということに注意してください。
操作方法はマニュアルに書いてあるが、ケーブルテスターモードはDCのショート検出器で、インとアウトでどこがショートしているか調べる。リセットボタンを押しながらケーブルテスターモードに入ると、本体アウトの接続先でショートしている箇所を調べる。XLRはオス出しメス受けで、アウト端子に接続したシェルが1ピンに落ちているかどうかも検出できる。このモードでリセットボタンを押すと接続状況の変化を監視するモードになる。
トーンテストモードはアウト端子のホット(XLRは2番ピン)に設定したレベルと周波数のサイン波を出力する(ただし出力レベルは厳密でない)。このモードでは約9Vを超えるファンタムも検出できる。
電池駆動なのはいいとして、電池カバーがネジ止め式で、これまたネジ止め式のベルトマウント(ズボンのベルトに引っ掛けられる)と干渉しているため、ベルトマウントを外してさらにカバーを空けないと電池にアクセスできない。
ミニフォンプラグのある面が簡易説明書(英語)になっている。ちょっとびっくりだが便利。