足台サイコー(11/05/06)

先月末に音楽関連の機材入れ替えをやって、サウンドハウスでいろいろ買い漁ったのだが、その中で大ヒットだったのがアルミの足台(K&Mの14670が最初の候補だったが、専用ポーチ付で310gという手軽さに惹かれてARIAのAFT-100にした)。たかだか1180円の出費でこんなに弾きやすくなるなら、もっと早く買っていればよかった。

というか、ドラムスローンやキーボードベンチには凝った製品がたくさんあるのに、ギターやベースの座奏用椅子ってあんまり種類がない気がする。K&Mの14045(汎用品だけど)くらいだろうか。


酷評されてると買いたくなるじゃない?(11/05/27)

機材の入れ替えと買い足しがまだ進行中なのだが、ついででZENNのドラムスティックを買ってしまった。しかもHICKORY 5A WOOD TIPとHICKORY 5A NYLON TIPとOAK 5A WOOD TIPとOAK 5A NYLON TIPの全種類2セットづつ(メイプルはなかった:あれば買ったのに)。

サウンドハウスのサイトに「一曲たたき終える前に折れた」とか「1時間で折れました」とか「あまりにも短命」とか、非常に楽しげなレビューが掲載されており、必要もないのに思わず手が出た。新品のドラムスティックが1曲もたずに折れるなんて経験、そうそうできるものではない。筆者が買った途端に「普通に使えた」みたいなレビューがチラホラ掲載されてちょっと出鼻を挫かれた感じではあるが、とりあえず、パワーヒッター用ドラムセット(と書いてあるわけではないけど)が置いてあるリハスタでチャレンジしてきたい(試したらこのサイトのどこかで報告すると思う)。しかしドラマーでもない奴の自宅に大量のドラムスティックがあるってのも、シュールな状況だよなぁ。追記:報告を掲載した。

音楽用の機材とはちょっと違うが、いちおうマイク仲間でエレコムのMS-STM87SVも、これでもかというくらいの酷評の嵐(筆者が確認した時点のアマゾンのレビューでは、64件のうち最低評価の星1つが63件)でちょっと欲しいのだが、この手のマイクに少々のヒスノイズをもらったところで、それほど貴重な体験だとは思えず保留している(一昔前のテレコ用タイピンマイクなんかだと当たり前の話だった:形態は少し変わっても、どーせ中身は似たようなものなんだろうし)。追記:これも試して報告を掲載した。

ここまでの話とはまったく関係ないが、MONSTER CABLEのM DJ-CMX-2Mも買った。ミキサー(XENYX1204USB)のメインアウト(普通にキャノンオス)から「フォンジャックでバランス受け」の機材(外付けサウンドカードやアンプ類など、DTM用と思われる機材にはこの手のレイアウトが多い)への接続で「キャノンメス<->ステレオフォンオスのデュアルケーブル」が欲しかったのだが、意外と見つからない(すでに触れたように、需要は結構ありそうなんだけど)。

で、やっと探し当てたコイツを買ったわけだが、注意深い人はすでに気付いているとおり、キャノンのオスメスを間違えて注文した(ドアホ)。今度「ケーブルは何を使ってますか?」って聞かれたら「他は安物だけどメインアウトだけはMONSTER CABLE使ってます」って誇らしげに宣言できるぜー、すげーよ「DJ用ケーブル」だぜー、とか思ったら楽しくなってしまい、品物の確認を忘れた模様(結局M DJ-CFX-2Mを買い直したので、筆者を直接知っている人は、次に連絡を取ったときさりげなくケーブルの話題に触れるように)。


BEHRINGERが欲しい(11/05/30)

サウンドハウスでブツを選ぶとき「価格の安い順」にすると必ず目に飛び込んでくるBEHRINGERだが、前回の日記でも触れたように、妙に酷評されている製品が多くて思わず(必要はまったくないのに)買ってしまいそうになる。

筆者に言わせると800 MINIシリーズはぜんぜんダメ。あんなの普通に便利に決まってる(根拠なく断言)。カスタマーレビューでの評判も以前はもっと酷かったはずだが、今は普通に高評価がついている。まったく燃えてこない(普通に欲しい機種もあるから手を出さないと決めたわけではない)。

400 MICROシリーズはちょっと面白そうなものがまだ残っている(MA400 MICROMONあたりの酷評っぷりはなかなかハードでよい)が、やはりここはズバリと100or200シリーズ、中でもMIC200 TUBE ULTRAGAINあたりに挑戦したい(100の方がレビューの評価は低いが、どうせ中身は同じだし、余計な機能がついている分200の方が楽しめそう)。追記:買ってみたら普通に便利だった、無念。

ヘッドフォンも激しく評判になっているが、最近買い足しまくったので、さすがにローエンドはもういらない。DI20 Ultra-DIもいい感じだが、ファンタム仕様は面倒なのでいらんというか、それを買うくらいならHD400 MicroHDが欲しい(ベリさんなのに絶賛コメントばかり並んでいていい感じ)。お金と暇が有り余っていれば、800シリーズと400シリーズ全機種性能チェックなんてやってみたいのだが。追記:HD400を買ってみたらただのグランドリフターだった、やはり無念。さらに追記:調子に乗ってDI20も買ったら予想通りの平凡さだった、無念じゃないけど使い道がない。


評判いろいろ(11/05/30)

サウンドハウスで「評価の高い順」に並べてから逆順に見ていくと、面白いことに製品ジャンルによって評判のつき方に偏りがある。

ギターアンプは絶賛と酷評(というか、壊れてたとか動かないとかいった不満)がごちゃ混ぜ。BEHRINGERのアナログミキサー各種とUSB接続のサウンドカードの一部にも「壊れ(て)た」「動かない」関連のコメントは多い。筆者もサウンドハウスではよく買い物するが、梱包材は高級でないものの「どう包装したら壊れにくいか」を一通りおさえてくれている印象があり、この評判はちょっと不思議。パソコン周辺機器については素人が管理するマシンに素人がインストール作業をする都合で、初期不良については流通のラスト部分が宅配になる都合で、トラブルが多い部分なのだろうという気はする(その不満がどこに行くのかはブランドイメージによるのだろう)。

音楽関連ではないが、筆者は代引きの割物をヤマトに玄関先で派手に落とされたことがある。グシャっという嫌な音が部屋の中まで聴こえたが、中身のウォッカは幸い無事だった(客の目と鼻の先でああいうことがあるなら、見えていないところでもきっとあるのだろうと半ば諦めて、黙って受け取った:念のためフォローしておくと、ヤマトは宅配業者の中では丁寧な扱いをしてくれる方だと、筆者は思っている)。

ヘッドフォン、アンプ、DI、ローエンドマイクあたりは、使い方がわかっていない人、自分の意図と違うものを選んだことに気付いていない人、機材をマジックアイテムと勘違いした人、初期不良や輸送事故の不満をぶちまける人、本物の地雷を踏んだらしき人が絶妙なバランスで入り乱れており、非常にカオスである。色違いなだけの製品で評判がまったく違うようなケースも見られるが、まあ場の雰囲気とかそういうのがあるのだろう(アマゾンとかでも、同じ会社のOEMで「中身はまったく同じ製品」なのに、販売元業者によって評判が大きく違ったりもするし)。

なお「レビューを見る」のリンクからコメント履歴を閲覧できる。筆者も、もし誰かが買い物履歴を覗いたら「なにがしたいんだコイツは」と漏らしそうなくらい混沌とした買い方(間違って注文したものや純粋にネタで仕入れたもの、使いもしないのに「生産中止にならないうちに」と確保したものや実験のためだけに買ったものなどがごちゃ混ぜ)をしているが、世の中上には上がいるようである。



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