ZENNのドラムスティック


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<この記事は書きかけです>

ZENNのドラムスティックについて。

重要な情報
この記事は筆者が2011年5月に購入した個体に関するもので、その後のバージョンアップや仕様変更に追従していない、あるいは個体差や環境の違いを考慮していない記述があります。最悪のケースとしてたとえば、筆者が自分の不注意で壊した機材を(そうと知らずに)「粗悪品」と評している可能性もある、ということに注意してください。

君はドラムのスティックを折ったことがあるか

サウンドハウスのサイトを眺めていたところ「一曲たたき終える前に折れた」とか「1時間で折れました」とか「あまりにも短命」とか、非常に楽しげなレビューが掲載されており、必要もないのに思わず買ってしまったHICKORY 5A WOOD TIPとHICKORY 5A NYLON TIPとOAK 5A WOOD TIPとOAK 5A NYLON TIP(しかも全種類2セットづつ:メイプルもあれば買ったのに)について。

まず折れたか折れなかったという話からすると、3時間頑張ったが1本たりとも折れる気配すらなし。思うに、5Aシェイプのヒッコリーやオークを数時間で折るというのは、普通の人にはかなり難しいのではなかろうか。

かなりムキになって普段はあまりやらないオープンリムショットをスッコンスッコンかましたり、木目を見て割れやすそうな面を使ったりしてみたがまったくムダ。スティックが折れる前に奏者の耳がイカれること請け合い(不覚にもイヤーマフを家に置き忘れた:たとえイヤーマフがあっても、スティックの前にドラムが壊れると思う、多分)。

もしサックリ折れたら「俺パワーヒッターだからさー、本気出したらスティックが1曲もたないんだよねー」とかホザこうと思っていたのだが、非常に無念な結果に終わった。というか、折れなかったので手元に16本のスティックが丸々残ることになった。どーすんだコレ。

追記:2012年1月現在、オークのウッドチップは累計で10時間くらい使ったが、まだ折れる気配はない(折れたらこの欄で報告する予定)。
追記:2014年3月に引越しをする都合ですべて処分した(だって普通のスティックだけでも持て余すくらいあるんですもの)。使う頻度もごく低かったが、結局1本も折れずじまい。単に木材を浪費しただけに終わってしまった(無念)。

スティックとしてはまあ普通

普通なのだが、製品のバラつきはやはりある。とはいえ、たとえば筆者が普段使っているPearlの110Hだって売り場で何本も比べればシェイプやら重さやら重心やらはかなりバラけているし、ZENNのスティックも製品の欠点として挙げるほどのバラけ方ではない(と筆者は思う)。

ではなぜこんなことに言及するかというと、売り方が「2本セット売り」なので「店頭在庫の中から自分でペアマッチさせる」とか「転がしてセンターが出ているものを(あるいはあえて出ていないものを)選ぶ」といったことができない。まあドラムスティックだって「楽器」の一部なんだから、実店舗で現物を手にとってから買えというのが正解なのは間違いなく、それが困難(全国の楽器店で店頭に並んでるわけじゃないからねぇ)なのはちょっとしたハンデになるだろう(完全にバラ売りしている大手メーカーはPearlくらいだが、セット売りでも、現物を手に取って選べるかどうかは大きい)。

対策としては、大量に買い込んで似た感じのものを選ぶくらいだろうか。東京近辺に住んでいる人なら、コマキ楽器のJPCあたりに行けば似たような値段で山のような在庫から選べるため、コストパフォーマンスで他を圧倒できるかと言われるとちょっと厳しい(地方在住の人にとっては貴重な選択肢になるかもしれない)。

未開封のまま3カ月ほど放置した(だって110Hあるからイラネーもん)が大きく曲がったものもなく、HICKORY 5A WOOD TIPにちょっとアヤシイ(演奏に支障があるとは思えないレベル:1年使った110Hと同じくらいかな)ものが1本あるくらい。110Hと比べるとショルダーが急で、わずかに長く、チップが(ティアドロップなのを差し引いても)大きい。

手元にある合計8ペアすべて「リハスタに置いてあるボロボロの無料レンタルを使うくらいなら自前でコレ持っとけ」と言えるくらいの品質はクリアしている(自前ペアマッチができないことを差し引いても)。筆者自身について言えば、OAK 5A WOOD TIPは「ついでで持って行けば使う機会はありそう」な気がする。

種類による違い

正直あまり違わない。違わない上にHICKORY 5AとOAK 5Aが同じデザイン(WOOD TIPはオークの方が微妙に黒っぽいが、NYLON TIPは色まで似ている)なので、混ざると「スティック同士をコンコン打ち鳴らして音で判別」するハメになる(筆者には、これ以外の方法で自信を持った区別ができなかった)。懲りたので、筆者はオークの尻に細切りのガムテープを巻いた。

太さが違うので単純な比較は意味がないが、OAK 5Aで110Hと同じくらいの重さではないかという印象(測ってはいないが、それほど極端な重量感はない)。使った感じとしては微妙にシンというかコシがあり「オークだよ」と言われれば「ああオークだね」という程度には特徴が出ていると思う。が、もし「ヒッコリーだよ」と言われて手渡されたら、筆者は騙されると思う。少なくとも、Pearlの110Aのような「オークだぞ文句あっか」的なキャラの強さは感じない。

HICKORY 5Aは少し軽いが、やはりそれほど極端なものではない。叩いた感触は110Hよりも微妙にシャープで「棒」で叩いているイメージが強まった感じ(110Hと比べるとわずかにしなりが大きい)。手で持っただけだと中がスカスカなんじゃないかという感触なのだが、振ると中心に「軸」を感じる(木のせいないのか気のせいなのかは不明)。理由はわからないが、110Hと比べると微妙に「長く持ちたくなる」感じがする。

ウッドチップとナイロンチップの違いだが、ぶっちゃけスネアを叩いている分には筆者にわかるような違いはない(多分、目隠しをして使ったらどちらだかわからないと思う)。ライドを叩くと微妙に感触が違うような気がしないでもないが、音やリバウンドが変わるというよりは叩いた衝撃の伝わり方が変わる感じ。演奏や出音に影響があるとすれば、ピン打ちをオンマイクで拾った場合にアタックのニュアンスが微妙に変わるかもしれないくらいだと思う(もしかしたら、ハットのピン打ちにクセが欲しい場合に使えるかもしれない)。

その他

チップが比較的大きいので、自前で削れば嘘ダイヤモンドチップとか半円型チップとかもできそう(ただし電動工具がないとツライと思う)。よく見るとショルダーも「削ってください」というメッセージを発しているように思えるが、なにしろ丸いので、電動工具があったとしても加工が難しそう(再塗装もしなきゃいけないし)。

オマケ(似たような話)

こういうネタはやはり、繰り返してこそ味が出るのではないか。

君はギターのピックを割ったことがあるか

PEAVEYのピック101T。サウンドハウスのサイトで大評判(色違い製品が「割れた」という報告多数:すでに販売終了)だったので買ってみた。実際のところこの手のピックが割れることはあまりない(足で踏んだり荷物で押し潰したり、極端に冷たい状態で限界までしならせたりしなければ:欠けやヒビなら昔はよくあったけど、最近はとんと聞かない)ので胡散臭いとは思いつつ、安いので5枚ほど買ってみたところやっぱり普通だった。ヘビーも一緒に買ったがこれも普通。

ただまあ、素晴らしく使いやすいピックではない(好きだという人もいるだろうけど)し、見た目が無地にロゴと厚さ表示だけで素っ気無い(ヘビーの方はシェル柄)。というか筆者は先端がトガったシェイプが好き(フェンダーの351くらいを丸さの上限にしたい)なので、割れるかもという期待が薄まるのに合わせて使わなくなってしまった。

君はギターのストラップを切ったことがあるか

PEAVEYのストラップSTRN。タイトルがかなり惜しい感じになった。これもサウンドハウスのサイトで「切れた」と大評判だったもの。

手元にあるERNIEBALLの4037と比べると、実売価格はあまり変わらないのにSTRNは見た目が(比較するには相手が悪いが)かなり安っぽい。話題の縫合部分(4037は四角く縫合してあるのに対し、STRNは一直線)は仕上げが粗く糸が飛び出ているが、とりあえず切れそうな気配はない。

コストパフォーマンスだけ考えると4037が圧勝(まあ数が出てる定番製品だからね)だが、STRNは最短が約77cmで、短く使いたい場合の貴重な選択肢になる(一方4037は96cmで普通)。他にはPLAYTECHのNylon Strapが70cmなのだが、筆者は80cm以下にはしないし、評判が桁違いだったのでSTRNを買ってしまった(というか、普通のギターで70cmを使うことは多分ないと思う)。

追記:結局筆者の手元で切れることはなく、子供用にミニギターをプレゼントしたときにオマケとして旅立った。



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