作った曲を公開する場所にはどんなものがあるか、という趣旨のページだったのだが、いろんなサービスが現れては消えていくのを筆者自身が追いかけられなくなってきた。2021年現在のネット上のサービスは、音声だけならSoundCloud、動画つきならYouTubeが独り勝ちで、それ以外で「投稿配信サービス」と称しているトコロもバックボーンはどちらかに丸投げ(ようするに、SoundCloudやYouTubeにアップロードした曲の紹介をする場所)になっているところが多いよう。あとはブログ・ツイート・SNS系サービスの機能としてファイルアップロードができるところを使うくらいで、一時期と比べるとかえって選択肢は狭まっているような気がしてならない。ロックダウン騒ぎ以降、リアルで人が集まって演奏することもなかなか難しくなっているだろうと思う。
音楽文化にとって「アマチュアが演奏できる場所」は、裾野のさらに下の地面みたいなものなので、少しでも早く状況がよくなることを願う。