Melvin Webb(15/09/12)

筆者が音だけ聴いてJeff Porcaroと間違えた(今のところ)唯一のドラマーの名前を、数年越しでようやく思い出した(なにしろそのとき大いに酔っ払っていたので、と言い訳しておきたい)。と言いつつ確信は持てていないのだが、説明すると長くなる。

当時聴いたのはおそらくPatrice RushenのStraight from the Heart(ハート泥棒)か、もしかするとPosh(おしゃれ専科)だろうと思われる(ベースはFreddie Washington)。ドラムスではJames GadsonやOllie BrownやTony St Jamesも参加しているようなのだがどうもノリが違うし、名前もたしかMelvin Webbで合っていたような記憶がかすかにある。

でこの人について少し調べてみたところ、Bloodstoneというバンドで活躍してJeffrey Osborne時代のL.T.D.に参加し、Vernon Burchとも仕事をしている、というところまでは大外しではなさそうな情報として得られた。Grey and Hanksで叩いていたらしいという話も目にしたがよくわからない。discogsの記述も検索に引っ掛かり「きれいなジャイアン」みたいな見た目の人だったらしい。

複数のソースで1982年に亡くなったとされており、Jeffrey Osborneが1983年に「去年の秋に糖尿で亡くなった」とインタビューに答えている動画もYoutubeで見かけたので多分そうなのだろう(検索で引っ掛かったGoogleブックス掲載の「Rock Obituaries - Knocking On Heaven's Door」という本の693ページには「45年生まれの73年死去」とある:73年までの経歴の大筋や死因は他の資料と同じ)。

上の資料を信じるなら、Bloodstoneがロサンゼルスに出てきたらしい71年にジェフが15歳、Grant High SchoolでRural Still Lifeを結成したかしないかくらいの時期だと思われる。80〜83年のPatrice Rushenは同時期のTotoと雰囲気がなんとなく似ており、もしかすると何かしらの交流があったのかもしれない。


ハンゲイトが帰ってきた後のToto(15/09/29)

2014年6月5日の日記で「Hungateならフィットしそう」ということを書いたが、やはりこの人はやることが違う。完全にやりたい放題である。若い頃にも相当ムチャクチャやっていたのには違いないのだが、Jeffとの組み合わせだとバトルみたいなノリになるところを、Shannon Forrestは実に巧妙かつ徹底的に「流す」ので、結果的にベースの大暴走に聴こえる(にも関わらず破綻する気配すら見せないのは、今に始まったことではないがさすが)。

シャノンは、意図的に「ジェフのマネ」を織り交ぜているのがウケているように見えるが、基本的に(はしゃいだ感じのノリでありつつも)飄々系のテイストでジェフとはかなり傾向が違う(JeffっぽさでいえばGregg Bissonetteの方が似てると思う)し、パワーとスピードとテクニックで素直に直球押しするKeith Carlockともそんなに似ていない。ハンゲイト的にはシャノンとの絡みは楽しそうに見える(MECCAにシャノンを紹介したのがそもそもハンゲイトだったそうな)。なお、ヒゲありでマッチドグリップなのがシャノンフォレストで、ヒゲなしでレギュラーグリップなのがキースカーロックである。

ドラムスとベースがどうなるのか、公式サイト(www.toto99.comからtotoofficial.comに移行したいようなのだが、まだネイザンやサイモンの写真が掲載されているしシャノンやキースへの言及もない)が機能していないのでよくわからない。ルークのサイトで2016ツアーのドラマーがシャノンだということは発表されているが、ベースについては(すぐ上の写真にハンゲイトが写っているものの)言及がない。筆者としてはハンゲイト+シャノンをレギュラーに固定して欲しいところだが、なんかモメてるのかなぁ。2016年2月追記:いつ修正されたのか知らないが「Leland Sklar - bass」「Shannon Forrest - drums」らしい(写真はペイチ、ジョセフ、ルーク、ハンゲイトが並んだものに変わった)。スポット参加でもいいからハンゲイト出てこないかなぁ。

もうひとつ驚いたことにJosephの声が大復活している。むしろ若い頃のグダグダ期よりはるかによい。喉やられる前にこの勢いで摂生してればよかったのに。



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