ドローバーのメモ(13/01/02)

新年早々ドローバーのセッティングをやっている。以前紹介したものも含めたまとめ。
20 8602 001:フルート系をちょっと歪ませた感じ。
12 8543 421:ダイアペーソン(ディアパソン)系で奇数倍音薄め。
21 4786 532:リード系、中域強め。
00 4788 876:ストリングス系、わりと普通。
どうもフルート系〜ダイアペーソン系の間で折衷したトーンが好きらしい。


エレキギターアンプいろいろ(13/01/05)

このところリハスタで借りるアンプというと、JCM900(+1960B)、AC30C2、Twin Amp(01バージョン)あたり。

レンタル品のレスポール(とSITの多分ライトゲージ)で鳴らして気分がよいのはTwin Amp。この機種といいマーシャルのMAシリーズといい、メーカーが苦心して素性のいいモノを仕上げてもマーケットの反応がイマイチで、結局ハッタリ仕様の製品ばかりが幅を利かせるという状況は寂しい。ユーザーが「アンプから出てくる音なんざ聴いちゃいない」ことを繰り返し思い知らされれば、メーカーの良心だって無尽蔵ではない。

気を取り直してアンプの話に戻すと、AC30はクリーンのクセとトップブーストのキャラが面白い。パワー段のせいなのかキャビネットのせいなのかわからないが、クリーンアンドラウド(マスターボリュームを全開にしてクリーンチャンネルのゲインをできるだけ上げる)にしてもいい感じだが、リハスタだとフルテンにするのはちょっと躊躇われる(無響室でない部屋に置いた背面開放キャビにCELESTIONのG12M GREENBACK/8(感度97db)が2発直列で最大30W突っ込むわけだから、ドンブリ勘定で最大115dbSPL@1mくらいのはずで、マトモに暴露すると15分/日で耳への健康被害が懸念されるレベル:チューブアンプなので突発的なピークはもう少し出る)。ペダルで歪ませてアンプでクセをつける使い方も楽しく、遊び甲斐のある機種だと思う。

JCM900は筆者が初めて触ったエレキギターアンプで、やはり馴染みがある。最近のお気に入りはノーマルチャンネルをハイゲインにして直結するパターン。ガッチリ歪ませた音色ももちろん悪くはないが、その手前にやけにオイシイ反応を示すゾーンがある、と思う。

すでに触れたツインは、素直なのにリッチという好バランスで、単純にクリーンで鳴らしても、ペダルで音を作って仕上げに使っても気分よく鳴る。あまり注目されていないようだがドライブチャンネルもキッチリ作り込んであり、やはりバランスがよい音色。クリーンチャンネルは(おとなしめの設定にした生音ももちろん悪くないが)暴れる設定にしてSM57あたりを立てたら面白そう(今度試してみたい)。ドライブチャンネルはゲインをごく小さくするといわゆるグラッシークランチとアンプドライブの中間みたいな音になる。

筆者の大雑把かつ勝手な分類だと、硬くて素直なのがJC-120、硬くてクセが強いのがJCM900、柔軟で素直(ただし設定によっては暴れる)なのがTwin Amp、柔軟でクセが強いのがAC30、といった印象。しばらくはツインを使い込んでみたいところ。JCM900とAC30C2は店舗に1台しか置いていないが、ツインは各部屋1台の標準装備なので、個体差(21世紀の工業製品とはいえチューブアンプなので実に大きい)と戯れるのも面白そう。


音感わるいな(13/01/10)

この間リハスタに入ったときチューナーを借りたのだが、運悪く電池が切れていた。もちろん、店の人にお願いして電池を取り替えてもらえばいい話ではあるのだが・・・カッコ悪ぃじゃん「チューナーの電池がないからチューニングできなーい」ってお願いすんの。

そういうわけで無駄に見栄を張り耳だけでチューニングしてみたのだが・・・明らかに音が低い。いちおう5弦からスタートして合わせたのだが、Aってそんな高いっけ?仕方なく「多分このくらいは低いだろ」という見当で再度チューニング・・・今度は全音くらい(多分)高い。いい加減面倒になって結局そのまま通した。

やはりここはひとつ、電源不要で小型のチューナーをなにか1つは携帯すべきだろう。音叉も悪くはないが、携帯性を考えたら調子笛かな?トンボのP-6あたり買ってみようか。


まだ弦を検討中(13/01/10)

去年の12月2日に書いたDRのMT-10(Tite-Fit)とGHSのGB10.5(BOOMERS)を試した。

MT-10は手触りが滑らかで音色も中庸〜ややリッチと扱いやすい。ムリヤリ粗を探すとしたら3弦にやや硬さを感じたくらいだが、1弦と2弦が半ゲージ細くなった影響で錯覚しただけだと思う。しかしやはりこのゲージではテンションが物足りない。もしレスポールモデルを買い足したら常用候補になると思う。

GB10.5は筆者の理想ゲージより5弦がワンサイズ太いだけで、その5弦も太すぎるような印象はない。音色はおとなしい印象(メロウというよりはプレーン弦の高域とワウンド弦の低域がどちらも暴れない感じ:ローコードのD>C>Gなんかをストロークで鳴らすと気分がよく、強く歪ませる場合にも使い勝手がよい)。高音域のおとなしさはプレーン弦が硬い(変形抵抗が大きいほど高次倍音の減衰が速い)影響が大きいと推測できるが、このゲージだと筆者には少し硬さが気になる。ストラトを持っていたら10-46を試したいところだが、ダブルコイルのギターにはもう少し派手なキャラの弦を合わせるのが筆者好み。なぜか知らないが生音がやたら爽快に鳴る。

うーん、どちらも決して悪くはないのだが、EXL110と110+のハイブリッド(まぁゼータクだけどさ)と比べてしまうともう一声欲しい。ROTOとアーニーの11-48(2〜4弦が太いだろうことはわかっているけど)も試してみようか。


電子真空管前級放大器(13/01/16)

チューブプリアンプを中国語でこう呼ぶらしい。とても味のある響きでちょっと羨ましい(増幅器じゃないんだね)。

この話を見かけたのは手島内科放射線科というどう見ても病院のサイトになぜか併設された水玉真空管生活というコーナー。「博打系オーディオ」と称する楽しげな買い物記録が綴られている(趣味ってのはこうでなくちゃ)。

中国語は楽器名も面白く、オルガン(風琴)やヴァイオリン(提琴)など早くから輸入された楽器は日本式、ギター(吉他)など輸入が遅かった楽器は単純な音写、ピアノ(鋼琴)など中間のものは独自訳とバリエーションがある。ちなみにフェンダー・ギブソン・マーティンはそれぞれ芬達・吉普森・馬丁らしい。


弦を張り替えた(13/01/19)

今度はアーニーのPOWER SLINKY(11-48)を試した。一緒にROTOのRed(やはり11-48)も買ったがとりあえずSLINKYから。

「巻き弦が柔らかい」というのが第一印象。よく言われる「ハイが出る」というのはこの柔らかさのせいなんだろうと勝手に納得。スペアナで見るとたしかに500〜3000Hzくらいが出ており、全体に重心が高い。直前がGB10.5だったせいか、1弦と2弦にややテンションを感じるものの、極端に弾きにくい印象はない。むしろこのテンション感だと6弦がもう少し太くてもよさそうに思う。触った感じはツルっとしている。

筆者の耳には中高域に偏りすぎている感じだが、リアのドライブトーンだけはカシャカシャでキモチイイ。ゲージが大きいためにクセが強く出ているのか、落ち着くまでの時間が長めなのか(アーニーの弦はヘタってからが本領、と主張する人がけっこういる)、シングルコイルでもっとシャカシャカさせた方がいいのか、ピックを替えたらイケるのか、鳴らし方が合っていないのか、まだ様子を見る必要がありそう。とりあえず、筆者がこれまでに試した弦とはかなり性格が違うらしい。


また弦を張り替えた(13/01/22)

結局4日で見切ってしまったアーニーは、音が落ち着くまでに2日くらいかかったうえ、それでもクセが強かった。BOOMERSのように中域にフォーカスしてあるというよりは、ローとハイが出ずにミドル〜ミドルハイが暴れる。シングルコイル(というかストラトorテレキャス)に張ったら面白そうだが、SGもどき(まあこれも中域にクセがあるので有名なモデルだからねぇ)だと違和感が先に立って、筆者の許容範囲内ではなかった。弦が柔らかいのはたしかで左手もラクだが、もしタッチの柔らかさだけを目的にSLINKYを使っている人がいたら、ワンゲージ細いBOOMERSを試してみると幸せになれるかもしれない。追記:ちょっと高いが、Thomastik-Infeld stringsのINシリーズが、SLINKYと似た路線ながら扱いやすさに優れていた。

新しく張ったROTOのRedはホッとするほどに普通。前がSLINKYだったからかもしれないが、音色を上手くまとめてある印象(どちらかというとおとなしめ、とくに巻き弦のごく低域が暴れない)で、ミディアムくらいの厚さのセルロイドピックで弾くと「待ってました」と言わんばかりのバランスで鳴る。しかし普通の弦で11-48ゲージだとさすがに左手がツラく、人差し指(バレーよりも指先で押さえるとき)が痛い。まあ10.5-48のゲージでテンションがキツいと騒いでいたのが最初だったのだから、11-48なら太くて当然である。

ここまでで気に入ったのはDRのTite-Fitだが、MT-10では細いし、EH-11はさすがに太いだろう。結局ダダリオに戻すことになりそうな気がするが、EXL110+の3弦018というのは太いためここだけは手を入れたい、というか、3弦018でイケるならEXL115でよい(太いゲージを試しているうちに、2弦014は気にならなくなってきた)。

ということを考えているうちに、3弦ワウンド(テンション自体はやや上がるが太くなる)ってのはどうなんだろうと思い当たった。筆者はアコギ用の11-52が太いとは思わないし、少なくともダダリオの場合エレキ用もアコギ用もプレーン弦は同じモノだから、アコギっぽい弾き方をしている限り1弦と2弦は問題ないはずである。うーむ、EXL115Wも試してみるかぁ。理想としては、SGにライト(10-46)、レスポールにライトプラス(10.5-48)、ストラトにスーパーライトプラス(9.5-44)、テレにミディアム(11-50)、みたいなノリにしたいのだが、費用とスペースの面でコストが嵩む。


ミディアムゲージも悪くないような(13/01/25)

太いには違いないのだが指が慣れたのか意外と快適である。しかしゲージが大きいとバレーコードで左手がツライというのも条件によるなぁ。1〜2フレあたりはさすがに力がいるが、筆者の場合5〜7フレあたりならミディアムゲージくらいの方がかえって押さえやすい。

というかナットが多少高くてもエレキ弦のテンションなんてたかが知れているわけで、実際現在も、1フレセーハのBbとかEbとかEbmはさすがにツラいが、FやBbmくらいならなんとかならないではない。ガリっと弾いたときの手応えはさすがによいため、やはりミディアムゲージ用のギターが1本欲しい(前回はテレと書いたけど、ネックさえ硬ければレスポールタイプでもいいな)。ミディアムが1本あればもう片方はライトで満足なわけだし、両方の選択肢がかなり広くなる。

ミディアムゲージは、音色も暴れさせようと思ったらダダリオか、ガリガリの弾き方メインにすることを考えるとSITでもいいかもしれない。SG用のライトゲージはタッチ優先でDRにして、シングルコイルにGHSかLoto、みたいな感じにしたいなぁ。欲求不満が募るなぁ。


10日ほど使った感想(13/01/31)

いいねミディアムゲージ。一家に1本はミディアム張ったエレキギターがあってもいいなと思う。しかしこれ、どうしても現在一般的な「エレキギター」とはちょっと違ったものになってしまう。同じギターにスーパーライト(09)とライト(10)とミディアム(11)を張ると、それぞれ別の楽器といっていいくらいキャラが変わる。

だいたい、SGとかレスポールにミディアムゲージは(演奏性云々とかでなくファッションセンスとして)合わないような気もする。60年代にはみんなミディアムを張っていたのだろうが、21世紀になってもミディアムゲージが似合うのはテレキャスターだけだ、というのが筆者の結論である。ダダリオのEXL115(ボスもこれらしい)を張ってリアからカッシャンカッシャンの音を出したい。そうなってしまえばSGにはライトゲージでもいいわけで「らしさ」を出すことができる。やはり適材適所は重要だ。

ボスのテレ(エスクワイヤーだけど)といえばセントルイスのRickさん製作のこのレプリカが凄い。3ピースサドルにレザーピックガード、テレネックに2ジャック仕様、5-6弦の下にあるタケノコっぽい木目もわざわざ選んだに違いない。ボス本人はギターを何十本も持っているが、やはりこのタケノコエスクワイヤーの印象がなによりも深い。

まあ筆者にはそんなご大層なモノは必要ないので、ローエンドを・・・と探すも、数が出ないせいかカラーバリエーションがストラトほど多くない。見た目重視(というかほとんどそれしか気にしていない)なので色は選びたいのだが。うーむ。



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