ダイヤグラムの更新を停止します
以下の情報は「あーく立ち」と呼ばれるバグ(ミクロ理論のオマケ2を参照)、犬のガード不能(分身して超低空の空中大Por中K、または起き上がりにJ攻撃から分身の打撃だけ重ねてD小K)、CKファイアー(ドノヴァンが地上燃え大ダウンor空中氷大ダウンからその場起きして、リバーサル技を何か出すと数秒間無敵になる現象)の影響を考慮していません。これによってキャラの相性が変わるはずですが、実戦レベルでどのような使われ方になるか把握できる環境がないため、無期限の更新停止とします。2014年6月4日バージョンのデータを資料として残します(あくまで過去の分析結果の一例として)。テキスト版とCSV版は同じ内容です。
基本的になんでもアリルールで、永久コンボもOK、電源を切らないといけないようなバグ技はなしという前提。かなりやり込んだプレイヤー同士の対戦を想定。
採点基準は、6:4明確な有利不利がある(参考勝率35~40%)、7:3互角に戦うのは最初から無理(参考勝率25~35%)、8:2複数の幸運が重ならないと勝ち目がない(参考勝率10~25%)、9:1キャラ選択が終わったところで試合終了、という感じ。片方が微妙に苦しいだけの組み合わせは5:5にしてある。
当然ながら、ここで示した順位は戦力に直結しない。ダイヤグラムを作ると、トリッキーなキャラや一発屋キャラの点数がどうしても低くなり、反対に「冷静に対応すれば~できる」系のキャラは点数が高くなる。また、得意キャラで荒稼ぎしていると数字が実際よりも膨れる(5キャラに対して6・6・6・6・6がつくのも4・4・4・9・9がつくのも、合計30点には変わりないため)。
ビシャが攻撃力の高さと安定性を両立してわずかにリード。明確な苦手キャラ(というか、同じ程度の技量ならこのキャラには負け越しても仕方ないというキャラ)がいないのはやはり大きい。爆発力で続くカッチはビシャとの直接対決で分が悪いのがやや響いたが、ビシャは得意キャラでの荒稼ぎで数字が水増しされているので、戦力的には十分拮抗している。vsビシャ・モリ(とくにモリ)はカッチ永遠のライバル。
続くのは、勝ちやすく負けやすい(安定度が低く爆発力が高い)モリ・魚・フォボスと、負けにくく勝ちにくい(安定度が高く爆発力が低い)犬・パイロン・ザベ。ここから抜け出してくるとしたらおそらくモリガン。中位キャラにやりにくい相手が多いだけで、直接対決ではビシャ(にはやや押されるが五分まではある)ともカッチともやり合えることから、割って入るチャンスは十分にある。
パイロンにもポテンシャルはあるものの、一通り動かせるようになるまでの技術的なハードルが高く、紛れ期待でしか切り抜けられない状況も(紛れさせやすくはあるが頻度的には)多い。犬は能力的に劣るわけではないが、上位キャラに勝ち切るのは相当難しく、中位のキャラにも圧倒的な強さではない(猫と同様スペシャリスト向けのキャラ:ただしビシャモンにはそれなりに頑張れる)。どちらも、戦力としてモリガンと差がある部分を考えると、カッチが目の上のタンコブになっている(ここがもし拮抗していたら、ビシャをモリ・パイロン・犬・カッチがダンゴ状態で追う状況になって面白かっただろうに)。下位キャラへの圧倒的な強さを考えると、犬よりはパイロンの方が総合的には上回りそう。
魚・フォボス・ザベは、十分戦えるレベルではあるがトップを狙うには一押し足りない印象で、どのキャラも、ビシャとカッチさえなんとかすればというところが少なからずある。王様・デミ・猫が下位グループで、明確な苦手キャラがいたり上位キャラにまんべんなく辛かったりと、力不足が目につき始める。スペシャリストの手にかかれば善戦は望めるものの、優位に立てる組み合わせが少ない。レイレイ・ドノはかなり厳しい数字がついているが、特定の組み合わせ以外はどうにもならないキャラではないと思う。最後尾は定位置のビクトル。これだけは動きようがない。
総合的な戦力についてまとめると、上位キャラを直接対決で押せるビシャがわずかにリード、ビシャモリ以外にやたら強いカッチ、上位キラーのモリと続き、パイロン・犬・魚・フォボス・ザベは混戦(モリを含め、評価する人によっていくらでも順位が変わると思う)、王様・デミ・猫は厳しく、レイレイ・ドノは辛うじて望みゼロではないレベル、ビクトルはキャラを選んだ時点で半分終了、といったところ。追記:上記あーく立ちの発覚でザベが盛り返しそうな雰囲気。犬のガード不能やCKファイアーも加味して感覚的にランクをつけると、ビシャ・カッチがS、モリがS-、パイロンがA+、犬がA、魚・ザベがA-、フォボスがB+、王様・デミ・猫がB、レイレイ・ドノがB-、ビクトルがD、といったところか。