やっぱりこのゲージだ(12/12/02)

フラットピックでガリガリに弾いたときに耐えてくれるギリギリのゲージがこれらしい。
0105、0135、017、026、036、048
音色に不満のないラインもここが下限だし、1フレセーハ以外は左手もキツくない(これはナットが高いせいもあるのだが、削るのがメンドクサイ)し、テンションのバランスもよい。2弦と6弦がごく微妙にハイテンションではあるものの、これ以上の贅沢はいくらなんでもムリだろう(NW047ってのは作っていないみたい)。

ただ、できるなら手間を含めたコストパフォーマンスを改善したい。とりあえずGHSのGB10.5とDRのMT-10を試して、あとはアーニー、SIT、ROTO、あたりか。巻弦は素材から何から膨大な種類があるが、プレーン弦はダダリオでさえ2種類(エレキアコギ共通のPLシリーズと、EXPシリーズ用:Anti-Corrosionコンパウンドプレーティングだったか、ようするにメッキを厚くしたんでしょう、きっと)しかないので、そこから突付くのが手っ取り早そう。軽めの素材で011、014、018か、重めの素材で010、013、017、なおかつ6弦のテンションが十分なセットが見つかればラッキー、といったところか。

以前はミディアムスケールでダブルコイルのギターが2本あったので、片方にダダリオを張りリファレンスにして他の弦を評価できたのだが、ギター1本だとてこずりそう。テスト目的だけでSGモドキをもう1本というのもアレだし、どうせ1本増やすならストラトレプリカが欲しい。どうしたものか。

しかしライトゲージ周辺は変り種の弦も数が多い。ジムダンロップのZakk Wylde Mediumは芯線が太いらしく、ギブソンのHumbuckersは材料の合金が違うようなことが書いてあり、GHSのProgressivesも巻線の合金配合が違うそうな。すぐに試す予定はないが、いつか機会があれば。


バズノイズが酷い(12/12/04)

プラグドになって以降バズノイズが気になっている。ダイナミックマイクとエレキギターをセンサー代わりに調査したところ、室内ではエアコンと蛍光灯がおもなノイズ源なのだが、両方電源を切ってもノイズは(微妙に小さくはなるが)消えない。入力のホットをグランドにショートさせてやるとほぼ無音になる(アンプ由来のヒスノイズくらいしか残らない)ため、途中の機器が主犯とも考えにくい。念のため家電製品と携帯電話の電源を落としてみるも効果なし。

ようするに、室外からのノイズをケーブルが拾っているのが主原因のようで、時間帯でもノイズ強度が変わる(夜中は比較的少ない)ため、家電か無線由来だと思う。ケーブルを短くすることでいちおうの対策をしたが、ブリッジアースが人体に落ちたり落ちなかったりする接触ノイズがうっとおしい。グランドを大地に落としてやれば解決するだろうことは想像できるがアース線がない。

根本的な解決は引越し以外になさそうだが、とりあえずは運用でもう少し改善したいところ。


紆余曲折があるのね(12/12/06)

渋谷のDMRって、もとは高円寺のダンス・ミュージック・レコードなのか。ちょっとびっくり。


久々に録音(12/12/07)

G1Nのエクストリームディストーションを叩いている最中に、5年位前の洋楽でこんなのよくなかったっけ、と思いなんとなく録音。ブリッジミュートにも挑戦してみたが・・・ぜんぜんミュートできてないうえにバレーコードを盛り込もうとしてグチャグチャに(しかもたかだかBmで)。とても残念なので、ピックを使えばもう少し安定してミュートできるのにと言い訳をしておきたい(リズムのことには触れないで欲しい<リアル知人諸氏)。

しかし改めて聴き直すと恐ろしいくらいにヘタクソだなぁ。でもいいさ、年に1回は音声ファイルを公開するという自分ノルマを果たしたから(どんなに酷い音でも「出さなくなったらオワリ」だからね、実際)。このファイルは記念にローカル保存しておこう、うん。


ちょっとマーシャルさん(12/12/08)

なんですかこれは。ドメイン取って専用サイトまで作ってるし、FAQに「With its low-decibel compressor, it’s the quietest Marshall ever」とか書いてあるし、どっかの暇人が騙りでやってるネタとも思えないのだが・・・ギフトにもできますとかなんとか書いてあるということは、アメリカ人はこういうのを「ha! ha! ha! it's my present for you!」とかいって友達に送りつけるのかなぁ。楽しそうだしちょっと欲しいけどもらっても困るなぁ(今のところ日本には販売してないらしい)。


面白かったサイト(12/12/10)

池内銘木商店”古”ブログ

例えば半田。
これは導電性接着剤のことである。
その接着能力に言及しない人の薦めは参考にしない。
いいことおっしゃいますね。ちなみにこっちが新ブログの模様。


エレキでラスゲアード・セコもどき(12/12/10)

クリーンクランチ。このネタって前にもやったっけ?覚えてないや。とりあえず弦が暴れすぎ。爪にはちょっと優しい。

よーし、今年は4本も録音したぞー。


JOYOの公式サイトを眺めてみた(12/12/16)

パチモノペダルで有名になったJOYO TECHNOLOGYだが、メイン製品はチューナーとEQらしく、公式サイトには意味がわからないほど大量のラインナップが紹介されている。

ペダル、チューナー、EQ以外の製品を眺めると、エレクトリック胡琴(patentedらしい)、Rock HouseというJamhubのパチモノ、ワイヤレスユニット、ドラムパッド、アンプ、電源アダプタ、ケーブル、トランクケース、イヤホン、コンタクトピックアップ、ドラムスタンド、ギター用スライドバーとけっこう手広い。

まず目についたのはJA-03というamPlugのパチモノで、日本人のセンスとしてはさすがにその格子模様はマズイんじゃないかと訴えるトコロはあるものの、チューブドライブ、アコースティック、イングリッシュチャンネル、リード、メタル、スーパーリードとラインナップを揃えてあり、こういうものに目をつけて製品化できるフットワークには感心する。Rock Houseみたいな安く作りやすい製品をかぎつける嗅覚もなかなかのもの(ただし実売400ドルちょっとで、本家のBedRoomが4万円くらいで売られているのと比べると、リモコンが標準装備なのを考えても激安ではない:メーカーとしてはGreenRoomの対抗のつもりなのだろう)。

アンプはチューブスタックJTA-100A(なんとなく見た目がアレだが、どんな音が出るのかは知らない)、デジタルマルチ搭載のDC-15、アコギ用JA-65、バッテリー搭載でなぜか3ユニット構成のJPA861、ポータブルのJA-02などなかなか手広い(上級機種のユニットはJensenを使っているようだ)。Buzz Feiten(キャラクターが異なるスピーカユニットを斜めに並べた2発キャビ)っぽいが上下同じユニットとか、ツインリバーブっぽいが12インチ単発(デラックスリバーブのパチモノなのか?)とか、やる気があるのかないのかイマイチわからないブツもいくつか。

そして本命のペダル。DIやABスイッチやゲートが安い。価格ではベリさんに勝てないだろうし、SAMSONより堅実なものを作れるわけでも、ARTのように気の利いた小技を披露できるわけでもないだろうが、こういうのは安価な選択肢が多いに越したことがない。6ツマミのアンプシミュレータは面白いアイディアで、最初に考えたのが誰なのかは知らない(TECH21あたり?)が、ハードウェアで実装するならこんな形もアリなんだなと思った。G1NXをパクリ損ねたようなのもカタログに載っているが・・・これは見なかったことにしよう(見た目がアレなだけで中身が凄い可能性は否定しない)。

クローンペダルは印象ほど多くない。筆者が面白そうだと思ったのは、Dynamic Compressor(公式サイトには「A re-creation of the classic Ross compressor」とあるが、テスト動画などを見るにもう少し薄味な印象:OTAコンプはDYNACOMP>ROSS>KEELEYと世代が新しいほど薄味になる)。薄味コンプは前から欲しかったのだが、BBEのOPTO STOMPやMAXONのCP101などオプティカルものはローエンドでもそれなりに高い。US Dream(SUHRのRiotのクローン)やCrunch Distortion(MI AUDIOのCrunch Boxのクローン:Deluxe Crunchは改良版らしい)は・・・試してみたい気持ちはあるが今のところ優先度が低い。Sweet Babyはもう持ってるし、TS系はTO800があるからパス。

手広く輸入している名古屋ギターセンターという通販店のサイトを見たところ、どうも仕様変更がけっこうあるようで、サードパーティがやっていた改造をメーカーが取り入れたような話も紹介されていた。この辺は新進メーカーならではかもしれない。


バズノイズ(12/12/17)

なんのことはない、近所でやっていた工事か終わったらバズノイズが消えた。どんな機械を使っていたのか知らないが、人騒がせな話である・・・と思ったらバズノイズ大復活。工事は無関係だったらしい。工事の人疑ってごめん。

こりゃ一筋縄ではいかないなぁ。いっそ壁と天井と床にアルミホイルでも敷き詰めるか?・・・と思ったらまだ工事中。とりあえず終わるまで待つか。


SG(12/12/18)

このところバレーコードだのハイポジションだのをちょっと練習していて(7日のアレはちょっと酷かった)、ネックを極端に立てる(今やってみたら80度くらいかな)と弾きやすいことに気付いた。あまり標準的なフォームではないだろうが、立てると左手がスムーズなおかげで右手にも気を使えてラクなのである(ギター教室なんかに行ったら真っ先に直されそう)。思うにこれ、コンパクトボディのSGでないとできないフォームに違いない(それが動機で選んだんだけど)。自分のフォームが今後どう変わるのかわからないが、今のところフィットしてくれているようでありがたい。

ただねぇ、ローフレット用にサドルを高くしてあるのがちょっと。メインギターは「フラットピックで思い切り弦をぶっ叩いても耐える仕様」じゃなきゃ嫌だし、演奏性よりも音色を重視(筆者は演奏よりも音作りの方が好きなので、弦からイキのいい音が出てこないとイライラする:もちろん一概には言えないが、ギブソンタイプのエレキには太めの弦を張った方が気分よく鳴ることが多い気がする)しておきたいし、やっぱもう1本欲しいなぁ。できれば、重くて硬い木でできた固定ブリッジダブルコイルのギターと、ロングスケールでアーム付きのシングルと2本欲しいところなのだが・・・それってようするにレスポールとストラトということか、世の中上手くできてる。

しかし金もないのに物欲ばかり先走るなぁ。前のレスポールモドキみたく掘り出しモノがあるとは限らないが、機種問わずでジャンクでも漁ろうか。というか、世の中に新品で1万円しないようなギターが大量に出回ってて、買ってる人も大勢いるわけだから、あんまり値段のつかないものはメインストリームの市場に出回らないとしても、探せばアホみたく安い中古もきっとあるはずだよなぁ。


エレキギター(12/12/22)

だいたいからしてどこのメーカーがどこのブランドなのかサッパリわからない。フェンダー系(Fender・Fender Japan・Fender Mexico・Squier)vsギブソン系(Gibson・Epiphone・Maestro)がまずあって、キョーリツ系(Photogenic・Maison・Selder)、量販店独自系(PLAYTECH・Planet Soldier)、長野県メーカー(フジゲン・モーリス・ダイナ・ディバイダー)、中部東海関西系(ヤマハ・トーカイ・寺田楽器、星野・荒井・キクタニ)、東京など(斉藤・ESP、神田商会)、PEAVEYやVox(KORG)やベリさんも手を出してると、そういうことでいいのかな。星野はアイバニーズ(とTAMA)、荒井貿易はアリアとレジェンドとブリッツ、斉藤はフェルナンデスとバーニー、ESPはサブブランドでNavigator・EDWARDS・GRASSROOTS・LTD。フェンダー系とギブソン系の下位ブランドはOEMっぽい。

ローエンドを眺めていて気付いたのだが、どーも、メーカーの側で「買って欲しくない」という意図があるのではないかと思わされる製品が複数ある。フェンダー・スクワイア組やヤマハの「安物マーク」もそうだし(プロのロックギタリストな人はあれ持ってステージに上がってやれば面白いのに:きっと人気出るよ)、エピフォンがやっている不可解なスペック落としもそうだし(SGスペシャルなんてわざわざ別部品使って1ボリューム1トーンにしてる:マエストロは2ボリューム2トーン)、実際の事情を知っているわけではないが、筆者には「真面目に作ったら実用上なんの問題もない楽器ができちゃって仕方なく」的な作為があるようにしか見えない。

もしそうなら、各メーカーともぜひフェンダー・ヤマハ方式を採用して「事情を知らないエントリーユーザー」にトラップ仕様の楽器を掴ませるようなことは避けて欲しい(安さの限界に挑戦した結果アクシデントで質の低いものが出回ってしまうのは、ある程度仕方ないにしても)。見た目だけの差異なら初心者でも判断がつくし、好みの問題だからそっちの方が好きだという人も(数はともかく)きっといるだろう。トータルな製品として良いか悪いかは知らないが、少なくともやり方としてフェアである。買って欲しくないなら売るなというのが正直なところではあるが、もしラインナップしなければならない事情があるなら、用途や性能をスポイルするような細工をコッソリ仕込むのだけは勘弁して欲しい(杞憂であることを祈る)。

もしアレがカッコイイと本気で思ってやってるのなら、フェンダーさんとヤマハさん、ゴメン(でもそう思うなら上位機種にもつけてあげようよ、マーク)。


弦を発掘(12/12/25)

弦がそろそろ元気のない感じになってきたのだが買うのが面倒なので、テキトーにその辺を探したところ出るわ出るわ。EXL110が4セットとEXL110+が1セットとEXP110が1セット出てきた。EXLは嬉しいけどEXPはいらんなぁ。

今のゲージもすっかり手に馴染み、ギター1本で頑張るならこれがベストチョイスだと思うのだが、18日にも書いたように、レスポールタイプに太い弦を張ってガッツリ鳴らしたり、ストラトタイプに細い弦を張ってペチョペチョ鳴らしたりしたいという欲求が高まってしまった。金ないのになぁ。

ヘナヘナなストラトタイプはいくらでも見つかるだろうが、重くて硬いレスポールタイプは高くつくだろうなぁ。やっぱジャンクかなぁ。


こんなに弾きやすかったのかレスポール(12/12/26)

久々にレスポール(エピフォン製)を試してみたところ、ものすごい弾きやすさでびっくりした。よく行くリハスタのレンタルで機種は以前と変わっていない。記憶では弾きにくかったイメージしかないのに、やっぱり少しフォームが変わったらしい。

そういえば、以前はレンタルのエピフォンでも自宅のレスポもどきでもシールドが右の腿に触れる感じだったが、今は足の間やや右寄りくらい(当時は、どちらの個体でも演奏性の違いはあまり感じなかった)。弦が微妙に細い(ウチのSGもどきはEXL110と110+のハイブリッド、レンタルレスポはSITで多分ライトゲージ)とか弦が低い(というかウチのSGがやや高め)といった影響も多分あるのだろうが、なによりボディが安定してまったくグラつかない(左足に極端に高い足台を使ったフォーム)。

これは俄然レスポールモデルが欲しくなってきた。


エレキでラスゲアードセコもどきは楽しい(12/12/26)

自宅でおっかなびっくりやっている間はわからなかったが、リハスタで思う存分音を張り上げると大変楽しかった。ピックアップにうまく拾わせるには少しだけコツが必要だが、ちょっと慣れれば難しくはない(当然自在にはできないけど、ヘタだから)。

ベースのツーフィンガーピッキングの要領でピックアップに親指を乗せると6弦も鳴らすことができるし、アコギより弦が細いせいか爪も思ったほど削れない(調子に乗っていると割れそうなのでそのうち補強したい)。ブラッシングもラクだしピックよりジャキジャキした音も出せる。

自宅でガンガンやるわけにいかないのがちょっと残念。



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