以前も紹介したことがあるヤマハの鳴るほど!楽器解体全書。久しぶりに見てみたらサクサクFAQというページがやたらと充実していた。
「オレンジレンジのナオトが使っているギターのエフェクターが知りたいんですけど。知っている限り教えてください。」とか「ロック系でギターをまわしたりしてたんですがどうやったらできるんですか?」など、何故それをヤマハに聞こうと思ったのかよくわからない質問にもガッチリとマジレスが返してあり、さすがヤマハ!おれたちにできない事を平然とやってのk(ryといった趣である。
オレンジレンジと東京事変のネタがやけに取り上げられてるのはなんなんだろう?熱心な質問者が1人で大量に質問したとか?エンドース関連の契約でいろいろあるとか?
「鳴るほど♪楽器解体全書」を、お読みいただいた方々からのご質問とその回答を紹介しています。と言いつつサイト上では質問を募集していなさそう(隅々まで探してはいないが)なのは・・・もしかしてヤマハの小売店舗や音楽教室から直で質問集めてるとか?
「故マイク・ポーカロの負傷の時に代役としてTOTOでもプレイしたことも有る」・・・Jeffと間違ったのならまだまだわかるがこの誤記は一味違う。本当は「Simonの代役」である(1995年の話)・・・そんなのどーやったら間違うんだろう?英語版はマトモなのになぁ。
ちなみにSimonは2003年にも欠席しており、Ricky LawsonやJon Farrissが代役をこなした。
Larry Carltonの共演者をチェックすると、凄腕さんや純ウマさんがザクザクでてくる(いやまあ、当たり前なんだけどね)。この間見つけた部屋335というまんまなネーミングの「非公認ファンサイト」に掲載されているLarryCarlton Wordというページが詳しい。前回出てきたGregg Bissonette(この人はLukeとも共演している)の名前もあるし、名前はそれほど売れていないようだがLarry Kimpelという人のベースも強烈。
もうちょっと前ならSteely DanやMichael Jackson、イギリスならJeff Beckあたりと同様、トップミュージシャン同士を繋ぐハブとしての役割を果たしているのだと思う。日本にもそういうことができそうな人いないかなぁ、と考えてみる。間口の広さを考えるとフュージョン系の人かスタジオミュージシャンで、当然本人も凄腕さんで、バンドメンバーを固定してなくて、人当たりは・・・ヴォーカリスト発掘の名人インギー様の例があるから別に悪くてもいいのか。冗談はともかく、日本だとメンバーが流動的なバンド自体少ないような気がする。
Google本体でなくYouTubeの話なのだが、Music Discovery Projectというコーナーが(まだ一部でだが)話題になっている。ようするに「アーティスト名で検索」すると「関連がありそうなビデオ」を自動で「再生リスト」にしてくれるサービスなのだが・・・どうやって儲けるんだろう、これ。
例によって「まずは人が集まること、商売はその後」という考えなのかもしれないが、普通の広告収入を考えるとバックグラウンドでタレ流し系の再生をされるのはあまり嬉しくないはずである。
現状で使い勝手が素晴らしくよいわけではなく、音量がふぞろいなビデオがあるとイチイチ調整しなければならないし、見たくもないビデオがリストに紛れ込んでイラっとすることもある。もしかしたら、GoogleツールバーやChromeに「快適な視聴のためのツール」を入れるとか、そのくらいのことはやるかもしれない(そう考えると「いつのまにかコンテンツホルダーになってるGoogle」ってのは強いなぁ)。
でなければマーケティング方面で「~で検索したときの再生リストに割り込む権利」みたいなモノを売るか・・・それはあんまりGoogleっぽくないなぁ。「自分がよく知っているミュージシャン」のビデオを流すのには適さないだろうから「入り口系サービス」として位置付ける考えはありそうな気がする(ただ、現状でもありえるだろう「ネットでミュージシャンの評判を読む>名前でぐぐってみる>動画検索に引っ掛かったビデオを見てみる」といった経路とどう差別化するのかは難しそう)。