08/12/22の日記で「どこかにありそう」と書いた音源が出てきた。正確にいうと原盤は結局出てこなかったのだが、NG集を作ろうと思ってストックしてあった中に欠けていた時間帯の音がちゃっかり入っていた。後で何が役に立つのかわからないものである。
演奏者から「他のDATをwave化したい」というリクエストも入っているのだが、ウチまでデッキを担いできてもらうわけにもいかず、どうしようか検討中。業者は何軒か当たりをつけてあるが、一度アナログに落とす手もありかなぁ。
電子工作の実験室というサイトの解説、NECエレクトロニクスの解説、DAW向けPC Guide & Topicというサイトの解説などを読んでちょっと驚いた。大量のデータを転送するモードがBulk転送(HDDなどで使う方式)とIsochronous転送(帯域を保証する代わりにエラーを垂れ流す方式)しかないのだが、Bulk転送は片方向なのである。しかも、USB1.1では1フレーム=1ms(USB2.0ハイスピードモードなら1マイクロフレーム=125μs)である。
FireWireについても調べたが、スペースソフトという会社のサイトの解説を読む限り、こちらも似たようなものである。素人考えにも、汎用バスにリアルタイム性が求められる機器を接続するのが難しいだろうということはわかるが、PCI接続とUSB接続でサウンドカードの値段がやけに違う理由の1つなのだろうと思う(バスの乗り継ぎを行う時点でUSBやFireWireは圧倒的に不利なのだが、上記の条件はさらに厳しい)。
2011/1/12修正:追加情報を得たので、記事の一部をデータのページに引っ越した。