ファミコン版のFF2について システム: 重い装備をしてはならない(トラップすぎ)。装備が重い>回避率が下がる>素早さが上がらないという状況になる。白黒ローブと黒装束、盾(前衛用)、まもりのゆびわ、リボンなど、異常に強力な防具を選んで使う必要がある(防具として普通の意味で使えるのは、胸当て系とタスキ鉢巻髪飾りくらい)。 かなりの守備偏重システムで、簡単な育成(回避と魔法防御のレベルをカンスト:仕組みは面倒だが、結局、生き残り1人の状態で盾を持って多めの敵と数十ターン戦えばたいてい上がる)でブレスとダメージ魔法くらいしか怖くなくなる。HPも簡単に上がる(パーティアタックで殺してレイズとか、ゴブリンにチェンジとか)ので、あとはリボンさえつければほぼ無敵(パーティアタック以外で死人を出す方が難しい)になる。 守りを固めたら、即死魔法(敵にウォールをかけてから即死or変化魔法をかけて、それがウォールで防がれると問答無用で戦闘から排除できる:ウォール・デスと呼ばれるバグ技)、追加効果の出る武器(敵の追加攻撃も強力だが、PCのはもっと酷い)、吸い取り系(アンデットには逆効果)、バーサク殴りなどで適当に蹴散らせばそれまで。 システム的に盾と武器の区別はなく、利き手に持った武器は攻撃と回避、利き手でない方の手に持った武器は回避だけに使われる。盾・ディフェンダー・マインゴーシュ・マサムネ以外の武器は回避力がすべて1で、利き手でない方に装備しても「性能が低い盾」としてしか機能しないが、杖やナイフの2刀流は武器レベルさえ高ければ意味がある(つえ2本の回避力が2だとして、16レベルなら回避率を32稼げる)。なお、両手に武器(盾含む)を装備するとちからの4分の1だけこうげきが下がる(計算上はちからによる加算が減っているのだが、どちらに解釈しても意味は同じ)。 編成: 簡単に無敵状態にできるので編成はどうでもいいのだが、一応原則のようなものはある。せいしん上昇でちから、ちから上昇でちせい、ちせい上昇でたいりょくが、下がることがある。このため、白は攻撃力と命中率が、黒はHPと魔法回避率が低くなりがちで、前者はともかく後者はちょっと面倒(後述のリボン+ローブ+指輪装備なら、たいりょく1でもまりょく41なら魔法回避99%になるはずなので致命的ではない)。さらに、黒魔法を常用する場合は直接攻撃を控える必要が出てくる(ちせいが下がるので)。 フリオニールはバグでせいしんが勝手に上がるので、白にするのが無難(ミシディアに行けば最初期にホーリーが入る:一番上にいるので、前衛3人の場合コマンド選びがラクという事情もある)。ちからの上がり具合はマリアと大差ないが、肉弾戦をまったくやらないとそのうち下がっていく(基本白魔法でたまに前に出るスタイルでのみ、ちからの維持が必要:せいしんが上がる副作用)。のこり2人のうち片方を前衛にと考えると、ガイよりはマリアを後ろに置いた方が都合がよい(すばやさが上がり早い時期からマインゴーシュを余せるので)。 レオンハルトは加入が遅く魔法の熟練度上げが面倒なので前衛がラク。マリアを黒にした場合はバランス的にもよい(前衛1人だとエクスカリバーなどがもったいないし、リボンの不足を他の防具でカバーする際にも盾持ち2人の方が融通が利く)。そのマリアを黒にせず前に出す(都合前衛3人、フリオニールも前に出すなら全員前衛)案もあり、黒魔法自体は強力なもの(トードやアスピルなど)が多い反面上記のようにちょっと使いにくく悩みどころ(だいたい、魔法キャラの育成ってのはメンドクサイ:普段の戦闘もそうだが、ミニマムやアスピルなどの使い始めもちょっとかったるい)。まあこれはお好みで。 集中育成なら特性の違いはなんとでもなるので、上記の通りでなくてももちろんよいが、魔法キャラは最低1人入れておいた方がよい(終盤の敵にブリンクを使われたときにメンドクサイので)。魔法キャラが入る場合でも、アルテマ(能力や装備にほとんど依存しない:白魔法扱いらしい)は前衛に覚えさせておこう(決定打にはならないが暇つぶし程度にはなる:リメイク版では育てれば使えるらしい)。 装備: 後衛は素手か、せいぜいナイフor杖装備でないと魔法の命中率が下がる(これもトラップ)。ただしマサムネだけは例外で、装備してもまったくペナルティがないうえ打撃回避性能も微妙に高い。げんじシリーズをフル装備(直接打撃なんてもらわないのでドラゴンアーマーの方がずっとよいが)しても、イージスとマサムネを熟練度16で装備していれば、すばやさ64以上で回避率が99%になるはず(これがエクスカリバーなど普通の剣だとすばやさ80以上必要)。 さらに、リボン+ローブ+指輪+マサムネなら盾やマインゴーシュなしでもすばやさ75で回避率が99%になる(これが一人旅最強装備のベースで、たいりょくとまりょくの合計が74あればくろしょうぞくorパワーリストを装備しても魔法回避率を保てる:魔法防御が足りているなら指輪、魔法を使わないか能力値がカンストしているならローブ、全部カンストしているなら両方外せるが、まあそこまではしなくても)。マインゴーシュも非常に優秀で、熟練度が高くそこそこすばやさがあれば回避率99%は楽勝、魔法の命中率もほとんど下がらない。 耐性はリボンですべてまかなえるが、数が足りない場合、ドラゴンアーマーorくろのローブ+イージスのたて、しろのローブ+ドラゴンのたてで凌げる。前衛の武器は剣で決まり。追加効果のない武器ではダントツのマサムネと、それに次ぐエクスカリバーが剣なので他を選ぶメリットがほぼない。特殊効果のある武器にしても、ねむりのけん、こだいのつるぎ、ブラッドソードと、強力なものが剣カテゴリに集中している(使うか封印するかは別として)。修行中にカンストしてサブを鍛えるなら斧だろう。後衛はナイフが大安定、サブは素手か杖。ちせいを下げたくない黒はラスボス以外白兵戦に参加しないだろうから、どっちでも大差はない。回避率さえ間に合うなら、16レベル素手の攻撃力120はエクスカリバーの100+弱点補正20に匹敵する(ただし素手にはアニメーションがやたら長いという(操作する人にとっての)欠点がある:素手にバーサクってかかるんだっけ?使う機会ほとんどないけど)。 マサムネ、エクスカリバー、マインゴーシュは性能が飛びぬけているからいいとして、もう1人分の武器はけっこう面倒である。上記3つはほぼ確定なので、残りの組み合わせを具体的に見てみる(レオンハルト加入後を想定)。魔法キャラ1人なら、強めの武器(ルーンアクスあたり?)を適当に選べばよい。0人でもやることは似たようなものだが、強めの武器がもう1本必要になる(マインゴーシュは活用しにくい)。魔法キャラが多いときは、ナイフor杖を二刀流にしてすばやさでカバー(両手とも熟練度16だったとして67、くろしょうぞくでドーピングして57必要)、すばやさをカンストさせた場合は素手にする(ナイフや杖も微妙に魔法命中率を下げる)。ディフェンダーは盾よりマシだがマインゴーシュには到底及ばない。 あえて非効率に: 上記では「トラップ」と否定的な書き方をしているが、効率を追求すると簡単に無敵状態になってしまうため、あえて重装備(とくに、げんじシリーズにはロマンがある)をするとか、後衛に白黒の魔法を並行で覚えさせつつ弓も使う(アルテマの存在感がちょっとだけ出る)とか、前衛を3人にする(回避率が上がりにくくなるので、効率重視の場合は1人か、ゲストキャラが前衛の場合でもせいぜい2人が普通:回避を上げた後なら全員前衛でも無問題)とか、斧と槍と弓で頑張るとか、二刀流だけで通すとか、いろいろやってみても面白い。 ちなみに、各種最強武器(剣除く)は攻撃力が90前後であまり変わらない(一応、ナイフがやや弱く斧がやや強い:命中率にも差はあるのだが、どうせ終盤は99%になる)。剣は完全に別格で、サンブレードでさえ他の武器の最高ランクよりやや落ちる程度。ディフェンダーとサンダースピアが上記に次ぐ(ポイズンアクスはわずかに落ちる)。魔法は能力依存が強い(アルテマ以外)ので、せいじゃのこころかけんじゃのちえでドーピングすればよい(魔法命中率が落ちる装備を外すのを忘れずに:とくに盾)。 効率的な集中育成: 結局、フリオニールを白+ゲストキャラは弓撃ち+あとはテキトーにバラせばよい。ここでは、マサムネはガイ、エクスカリバーはレオンハルト、マインゴーシュはフリオニールに渡し、マリアはナイフの2刀流か素手、フリオニールに白魔法、マリアに黒魔法を覚えさせる、という前提でやる。 前衛は剣、後衛はナイフが必須武器になる(レベル14までは優先的に鍛える)。以下のやりかただと武器レベルは余裕でカンストするので、サブの武器を適当に鍛えてもよい。前衛は斧を鍛えておくのも手だし、後衛(というかマリアを黒にした場合)はすばやさをカンストさせると素手の方が強いので、育てるつもりなら杖よりそちらを優先してもよい。 黒のすばやさを67(きんのかみかざりを使うとしても69)まで育てれば両手ナイフor杖で回避が間に合い、集中育成したマリアがくろしょうぞくを装備すれば、マインゴーシュ入手(大戦艦)の前後くらいで到達可能。そうするとマインゴーシュを白に回せる(利き手にネコのツメやダイヤメイスなどを持たせれば前にも出られるが、ムリして出る必要はない:また、1刀の方がわずかに魔法命中率が高くなる)。 おもな修行場所は、カシュオーン南東平原(アンデットや動物系:勝てない敵からは逃げる)、アルテア南半島先端(ボム:修行初期にレイスとスペクターが出たらリセット)の2箇所。リボンは揃えるが、テツキョジン狩り(エクスカリバー入手)は面倒なのでやらない。指輪はリボンを集める途中で勝手に手に入るが必要性はあまりない。 バックラーと適当な武器を残して初期装備と宝箱のポーションを売り、バックラー4枚と人数分の武器をそろえ、前衛(1人)は両手バックラー+アイテム欄にブロードソード、後衛は武器と盾の装備にする。忘れないうちにケアルを買っておく。 逃げまくりつつガテアから湖を右手伝いに回ってフィンへ。この時点でのキャプテン狩りは無謀なのでさっさとパブ(左上から外周を回る)で「のばら」を尋ねリングを回収、ヒルダにリングを渡してミスリルを尋ねミンウに話してカヌーを入手。ミンウの装備はつえ以外速攻で売り払い、後衛に回しておく。 カヌーを入手したらミンウにブリザドを買って、途中ブロンズのたてを2枚仕入れつつ、カシュオーン城の南東の平原(ポフトから右手伝いにバフスクへ行き、さらに右下方向)周辺でアンデット(デットヘッドとゾンビあたり)やバンパイアソーンを狙って修行する(徒歩で移動すると、途中でゴブリンガードが出るので後衛のHPもやや上がってくれる:死なないように注意)。 強い敵と戦う場合は、セーブして、徘徊して、目的の敵でなければ逃げて、逃げられずに死んだらリセットして、戦闘が終わったらまたセーブを繰り返す。ソルジャーやスプリンターからは逃げるが、ラクに倒せるなら倒してもよい。うまくエンカウント(4体いるのが理想)したらミンウのブリンク(とプロテス)を必要に応じて(敵味方両方に)かけて粘り、頃合を見てブリザド(アンデットはケアル)で片付ける(粘りすぎるとカウンターがループする)。 HPは暇を見て全員120~150くらいまで上げておく(敵が逃げるようになるので、上げすぎないよう注意)。3人の回避が盾1枚で6-99になるまで上げる(ボムの攻撃回数は5回だが、念のため)。武器の熟練度上げは、死人なしの状態で後衛が武器+盾の装備なら勝手に上がるので必要ない。レベルを上げたい武器または盾(ただし14レベル以上)を装備して弱い敵と戦うとレベルが上がる(おそらく、マイナス1が255に誤認されるバグ)。余裕があるなら、サブの武器レベルを3くらいまで上げておくと後でクリティカル待ちがラクになる。 ここまで育てたらセミテの滝をクリアしてミスリルの武器(ボムを倒すのに必要:ロングソードはともかく、つえやダガーだとクリティカル待ちするにしてもかったるい)を揃える。ガテアの西の湿原でミスリルのたて(ランドタートル)とミスリルメイス(オーガ)は入手できるのだが、一番欲しいミスリルダガーが入手できない(ミシディアまで行ってもナイフ系の武器は売っていない)。セミテの滝自体は楽勝(宝箱はB4のファイアとB5のテレポだけ回収しておく)なのでさっさとミスリルをアルテアに持って帰って武器を買う(盾1枚で回避率が99%になるならミスリルの盾は必要ない)。 準備ができたら1人残しで戦闘不能にして(パーティアタックが嫌いなら盾なしで前衛に出して敵に殴らせればよいが、やっていることは結局変わらない気がする)、アルテア南の半島先端でボム+マインが出るまで逃げ回り、出たらMP切れ(「こうかがなかった」が出なくなる)まで逃げを連発して粘ってから倒す。先に、白and黒の直接打撃でボムを倒せること(とボムの直接攻撃をシャットアウトできること)を確認しておくとよい(クリティカル待ちしてもダメなようなら、ちからが上がるまで鍛える)。 マインは12、ボムは32ターンくらいでMPが尽きる。戦闘自体よりも、プリンやブレインから逃げてはセーブするのがかったるい(カマキリやコカトリスなどはすぐにカモにできるが、レイスとスペクターの組み合わせは逃げられないし、そこそこ鍛えるまではキツい)。これで魔法回避回数を16まで上げたら、ちからも相当上がっているはず。HPを上げてしまうと武器の修行がやりにくくなるので、上げたい武器があれば上げきってしまう。なお、アルテア南半島での修行は、全員生存(またはミンウだけ死亡)状態でやってもできないわけではない(単純に「にげる」コマンドの入力回数が増えるだけ:時間効率はぐっと落ちる)。 あとはキャプテン狩りでトード(とほのおのゆみ)、マジシャン狩りでバーサク(とクラウダとまじゅつのつえ)を入手、もしお金が(普通にやればまず心配ないが)足りなければマジシャン狩りを継続して20万ギルくらいためる。ほのおのゆみはなくても問題ないが、序盤にアンデットが多いこともあって、ゲストキャラ用にちょうどよい(ほのお/こおりのゆみより強いのはよいちのゆみだけで、リチャード加入まで普通に使える)。 ミシディアでチェンジ3人分とホーリーを買う(ミニマムはフィンが復活するまで手に入らない)。オーガキラー(ある程度武器レベルを上げておく必要はあるが)ときょじんのこても買えば、ボムを一撃で黙らせることができて便利。まだインプあたりには苦戦する(16レベルの状態変化はまほうぼうぎょを16-99にするかアイテムで防がないとムリ:6と表示されるのはバグ)ので、道中は相応に注意する。レイラ加入直後に船でまた来るので買い物はこんな感じで十分。 アルテアに戻ったら装備を外し、ザコ敵にチェンジ(レベル3になるくらいまではけっこうかったるいので、ここだけABキャンセルを使う手もある)を使ってHPとMPを適当に上げる。黒魔法を使い出すとたいりょくが下がること、黒は以後直接攻撃を封印することから、武器レベルとHPをここで上げ切っておく。白はせいしんが高いため先に目標を達成してしまうだろうから、フィールドでの回復役に回してケアルのレベルを多少上げておく(後衛に下げないと面倒なので忘れないように)。 MPが2000を超えると管理が面倒なので、筆者は1500~1800くらいで切り上げている。HPは2000~2500くらいになるだろうか。どちらもまず不足は考えられない数字で、このくらいの上げ方なら10万ギルちょっとで足りるため、宿代をケチる必要はない(ケアルを使うのはあくまでレベル上げのため:レベル6くらいまで上げておくと、あとでレオンハルトが殴られたときに便利)。徹底的に上げる場合は宿代が高くなるのでコテージやケアルを活用する(まりょくがカンストすればOK程度なら、そこまで極端な値段にはならないと思う)。 上記の育て方だとまほうぼうぎょが16-70~16-80くらいになっているはずで、期待値で12発前後抵抗できる(ボムにじばくをもらっても200点までは減らない)。リボン(ラミアクィーンを狩る)が揃うまで万全ではないが、16レベルの特殊攻撃さえもらわなければほとんど無敵同然である(まりょく(とたいりょく)をカンストさせた場合この時点でほぼ無敵)。 忘れないうち(上記の直後でもよいが、レイラの修行を兼ねて船で行くのも手)にミシディアの洞窟でくろしょうぞく(ときんのかみかざり)を入手する。マリアを黒にしていれば大戦艦終了前後にくろしょうぞくと武器2本で回避が99%近くまで行くはずなので、マインゴーシュを白に回して装備がひと段落。前衛の装備は(盾さえあれば)なんでもよいが、やはりオーガキラー+きょじんのこてが強い(多少重くても回避99%なら無問題)。ねじりはちまき(とちからだすき)が欲しいがリバイアサン1階まで手に入らない。髪飾りはすばやさのドーピングも嬉しいが、魔法防御がリボン・ローブ・指輪に次いで高い(げんじシリーズと同じ)のも魅力。 残るはステータスだが、ちからはすでに相当上がっている(サブの武器も鍛えたならカンストしている)はずだし、すばやさは戦闘回数で、たいりょくとまりょくはHPとMPを上げる途中で勝手に、ちせいとせいしんも魔法を使いまくっていれば勝手に上がる。魔法(フレアー以外)の熟練度は普通に使っているだけで上がるだろうからムリに鍛える必要はないと思う(趣味でやる人以外16まで上げる必要はなく、たとえばミニマムはせいしん99+しろのローブであ9まで上がっていれば、レベル6の全体がけでもクアールあたりは黙らせられる)。 白はホーリー(ミニマム入手後はミニマムも)、黒はトード(アスピル入手後はアスピルも)を集中的に使いながら進めて、終盤はお好みでフレアーを。もし使うなら、ケアル、レイズ、エスナ、ブリンク、シェル、バーサク、ヘイストあたりも適当に。回避率があまり低いとすばやさが上がりにくく面倒なので、マインゴーシュが入るまでは盾つけっぱなしがラク。先制攻撃などには全員の平均値が影響するらしいのでレギュラーキャラの回避率は高めを基本線に(後衛の回避率は99%を多少下回っても問題ないと思う:そのうちすばやさが上がって勝手に補完される) 面倒な敵(ゲストキャラが死にやすい相手とか)からはもちろん逃げて構わないのだが、魔法やすばやさの育成があるのでボスだけ撃破というのは避ける。ホーリーはレベル1から、トードはレベル3くらいから使い物になってきて、大戦艦が終わって盾が外れたくらいからは魔法でガンガン押せる(白はせいしんがある程度上がった状態からスタートできるのが大きい:カンストするのでせいじゃのこころは気前よく使ってOK)。ヘイストはレベル1から有用だが、バーサクはレベル2にはしておいた方がよい。熟練度に対して敵のレベルが低いと最初の数回分熟練度上昇がカウントされない(前述のレベルアップバグは、多分ここの引き算でミスったのだと思う:オーバーフロー系のバグが多いのもこの時期のスクウェアの特徴)ので、速攻でカタがつく低レベルの相手には熟練度が低い魔法を使っておく。また魔法は全体がけすると上がりが速い。 ゲストキャラで一番のお荷物さんはリチャード(ほのおand/orこおりのゆみさえ持っていればヨーゼフとゴードンはそこそこ役に立つ)なのだが・・・りゅうきし様を雑用君にするのもカワイソウだしねぇ・・・まあその辺は適当に(筆者は雑用君にしてしまう)。レオンハルトは加入後しばらくワントップでやらせればそこそこ伸びるが、最初から集中育成してもよいだろう(リボンと布装備と盾を回して、ジェイドに入る前に回避回数をちょっと上げてやればそう困らないのでムリに育てる必要はないと思う)。魔法防御回数が上がっていない場合、クアールが出る場所では後ろに下げておくのが無難。集中育成する場合味方を殺すのが一苦労なので、重い防具を適当に用意してパーティーアタックする。 筆者の最終装備は、前衛1=ガイ=マサムネ+パワーリスト+くろしょうぞく、前衛2=レオンハルト=イージス+エクスカリバー+パワーリストorきょじんのこて+くろしょうぞく、白=フリオニール=杖かナイフか素手+しろのローブ、黒=マリア=杖かナイフか素手+くろのローブになることが多い。リボンは全員に、まもりのゆびわは余っていれば一応装備(せっかくなので)。ダイヤメイスとネコのツメも入手して(またはカンストさせた素手で)全員前に出せば、ラスボスを数ターンで撲殺できる。 普通にやる場合: 集中育成しない場合(少なくともレオンハルト加入までは)ワントップが無難ではないかと思う。前衛と白を各1入れようと思うと候補が複数あって、すばやさが高いマリアかせいしんが上がるフリオニールを白、すばやさが高いマリアと攻撃目標になりやすいガイのどちらかを前衛にしたい。ちからが上がらず攻撃目標にされにくいフリオニールの前衛は使い勝手に劣る。無難なのは、フリオニール=白、ガイ=前衛、マリア=黒だろうか。 黒を入れるのはワントップ前提なためだが、バーサク(恐ろしいことに重ねがけできる)やヘイスト(なぜかこちらは重ねがけ不可:最後にかけたものが有効)やアスピルなどが使える利点もある。後衛を2人とも白にして、マリアをホーリー係、フリオニールをミニマム係にする案もある。マインゴーシュを持たない方の後衛の装備はちょっと悩ましい(盾でいいとは思う:中盤以降ディフェンダーを回す手もあるがレベル上げが面倒)。 便利魔法ホーリーが欲しいが、チョコボを使うにしても船を使うにしても移動がつらい。稼ぎ系の行動も封印するとお金がたまらないし、トードとミニマムもフィン城まで手に入らない。まあこのくらい縛りがあってやっとノーマルなバランスなので問題はないのだが。集中育成の場合と同じく、ダメージ魔法はホーリー(とアルテマと趣味でフレアー)以外伸ばさなくてよい(アイテムで十分補える)が、特効ボーナスが大きいゲームなので黒の3点セットは覚えるだけ覚えておきたい。ミニマムのほんを使えば熟練度があまり重要でなくなるので、これは封印してもよいと思う。 オマケ バリアはヒット数に応じて耐性が増えるが、表示がバグっている。 表示 冷気 神経 毒 死 稲妻 精神 変化 効果 変化 精神 稲妻 死 毒 神経 冷 本を使うと8レベル全体でかかる。 プロテスも効果が変。まあ使わないだろうが。 バーサクは知性が高すぎる状態で使うとオーバーフローで無効になってしまうらしいが・・・まあ心配しなくてもいいでしょ、その頃にはどうせ無敵だし。 リッパーナイフの追加攻撃(防御力無視ダメージ)は表示だけされるが実際にはゼロ、らしい(まず使わないけど)。 アスピルはMPが0の敵(や味方)からも吸い取れる。無属性らしいがアンデット相手はダメ。 ウォールは成功回数よりレベルの低い黒魔法を遮断する。全体がけの黒魔法を並びが前のキャラ(普通はフリオニール)がウォールで弾くと、以後のキャラにも保護が適用されるようだ。ミスリルミラーを使うと16レベル単体でかかる。 のろいの効果は攻撃力と防御力を半減。多分特殊攻撃(ほのおとか)も半減。 弱点を突いた魔法はかなりボーナスが多い(必中になるなど)。武器の種族属性は攻撃力+20相当。 だいちのドラム(プリンに効く)、ウインドフルート(そこそこ使えて、なぜかラスボスに特効、らしい)、ユニコーンのつの(バスナ16)、エルメスのくつ、ヘルファイヤー(オーガメイジが落とす)などは使っているとそのうち壊れる。マサムネのアイテム使用(全体にヘイスト11の効果)などでもたまに壊れる。たしか使っているうちに壊れやすくなるのだと思ったが、確認していない。 くろしょうぞくはレッドドラゴン、パワーリストはギングベヒーモスを狩れば入手可能。エクスカリバーはもちろんテツキョジン。リボンはラミアクィーンのほかにデスライダーも持っている。イベントのラミアクィーン直後にレイラが抜けるのを忘れないように。ねじりはちまきの精神耐性とちからだすきの神経耐性は地味に便利だが入手がやや遅い。 装備品による同種のステータスボーナスを重複させても累積しない(ちからだすき+きょじんのこてでもボーナスは+10)。 レイズを前がけ(死ぬ予定ラウンドに前もってかけておく)しておき、かつ行動が(死亡のステータス異常で)飛ばされる前にレイズが効けば、行動はキャンセルされない。 まどうしのつえはアイテム使用の効果が変(ランダム単体にクラウダ16、味方と、なぜかいないはずのこうていを含む)。フレイムアーマーは火炎耐性(冷気ではない)。 ステータスがくらやみになると、直接攻撃だけでなく魔法(回復を含む)の命中率も下がる。 なんでも、45階層バグとよばれる超絶危険なバグ(任意コード実行)があるらしく、エンディング画面を直接呼び出すというクリアしたんだかしてないんだかわからない攻略法があるらしい(定期便乗っ取りなどのバグも使って時間を短縮するらしい)。 バグといえばFF3のウインドウイレース、あれアイテムを使った場合のみ1つ下(ループする)のキャラが対象になるらしい(対象者より下全員が対象になるという説明も見たことがあるが、本当のところどうなのか筆者は知らない)。FF2と関係ないが長年知らずにいてちょっと衝撃的だったのでここに書いておきたい。